Papiers Coupés から新作絵本
kinotoriko
久しぶりの新作絵本が2冊同時に発刊されました。Papiers Coupés(パピエ・クペ)は出版社の名前にもなっていますが、“カットされた紙“の意。全ページがレーザーでくり抜かれた蛇腹本で、2017年刊の2作と同じシリーズのものです。前回の2冊は満月の夜の物語。今回の2冊は海をテーマにしています。 画像左：Près de la Plage (プレ・ドゥ・ラ・プラージュ)『海辺にて』 画像右：Loin en Mer (ロワン・アン・メール)『深海へ』*詳細はそれぞれのタイトルからのリンク先でご覧ください
本のサイズはw170mm×h258mm、中の蛇腹がひろがります。文字はありません。フランスの小さな出版社の工房で作られている限定部数本。お問い合わせは papiers.coupes@orange.fr (フランス語/英語)
発売元のPapiersCoupés社から出ているものは、本の赤い布製の表紙を、絵柄がカットされた白いカバーで包んでいるだけなので、2作品ともカットされた部分から同じ赤い色が見えています(左画像)。購入された場合、届くのはこの状態です。私としては2作を色違いにしたかったのですが諸事情で叶わず、ここでは当初の希望どおりの色のシートを自分で本とカバーの間に挟みました(中と右の画像)。挟んだ紙の種類はタント、オレンジ色の品番=V-55、ブルーの品番=V-68です。
