造本や紙質を触って楽しめる、従来の紙の本のご紹介
●既刊本
これまでに出版社から発刊された本。きのとりこによる企画〜テキスト+イラストレーション〜造本デザイン。
Loin en Mer (ロワン・アン・メール『深海へ』)
Les Editions Papiers Coupés en découpes laser/
Nimes, France (パピエ・クペ社/ニーム) 2024年9月 €35.00
ISBN 978-2381051123
*Papiers Coupés 社のレーザー工房で製作された、全ページがレーザーによるキリヌキの蛇腹本。文章はなく絵だけで綴った、深海の世界。部数限定制作。(2017刊の2 冊と同じシリーズの第4弾)
Prés de la Plage (プレ・ドゥ・ラ・プラージュ『海辺にて』)
Les Editions Papiers Coupés en découpes laser/
Nimes, France (パピエ・クペ社/ニーム) 2024年9月 €35.00
ISBN 978-2381051116
*Papiers Coupés 社のレーザー工房で製作された、全ページがレーザーによるキリヌキの蛇腹本。文章はなく絵だけで綴った、海辺の小さな冒険物語。部数限定制作。(2017刊の2冊と同じシリーズの第3弾)
『おなかぺこぺこオノマトペ/ I'm PEKO-PEKO Hungry!』
千倉書房 2019年10月 ¥1500+税
ISBN 978-4-8051-1183-3 C0081
*ふだん、何げなく使っている日本語のオノマトペ(擬音語・擬態語)を、英語でどんなふうに説明する?作者の実体験から着想を得て、食事・恋愛・体の不調など場面別にイラストレーションと日英対訳の例文で解説、発音のヒントもあり、国際交流にも役立つ語学絵本。
『ミツバチと花の迷宮/ Honeybees and the Labyrinths of flowers』
評論社 2019年3月 ¥1800+税
ISBN 978-4-566-02386-4
監修:佐々木正己
*ミツバチを案内人として、世界のミツの採れる花を巡ります。迷路やぬりえとして遊ぶことができ、また、ミツバチの生態〜花との関係、世界の養蜂なども学ぶことができる、自然科学のアクティビティ絵本。
La nuit, ailleurs (ラ・ニュイ・アィユゥー『夜のどこかで』)
Papiers Coupés par Éditions Grandir /
Nimes, France (グランディール社/ニーム) 2017年9月 €35.00
ISBN 979-1093609553
*"Quand petit Tomo dort "に続く、Grandir社のレーザー工房で製作された、全ページキリヌキの蛇腹本第2弾。前作と同じく、これもまた満月の夜の物語。部数限定制作。(シリーズの企画は出版社)
Quand petit Tomo dort (カン・プティトモ・ドー『ともくんが眠る間に』)
Papiers Coupés par Éditions Grandir /
Nimes, France (グランディール社/ニーム) 2017年5月 €35.00
ISBN 979-1093609598
*Grandir社のレーザー工房で製作された、全ページキリヌキの蛇腹本。文章はなく絵だけで綴った、満月の夜の物語。部数限定制作。(シリーズの企画は出版社)
Qui Suis-Je? (キ・スイ・ジュ?)
Éditions Sarbcane/Paris (サルバカン社/パリ)
2011年1月 €5.00
ISBN 978-2-84865-427-0
*タングラム・パズルから着想を得た、アクティビティ絵本。タイトルの和訳は『私は何者?』。主人公?は13分割された正方形ふたつ。テキストはありませんが、これらを再構成した形が「変身ごっこ」をする、という(裏)設定。読者も裏表紙の正方形を切って、遊ぶことができます。
Tendre est La Mort (わたしの優しい死神)
2009 LIBBYLIT賞
Éditions Sarbcane/Paris (サルバカン社/パリ
2009年8月 €10.00
ISBN 978-2-84865-299-3
*木耳社とほぼ当時にパリの出版社で発刊が決まったもの。これをもとに、イタリア語版、中国語版が翻訳出版された。
『わたしの優しい死神』
木耳社 2009年8月 1200円+税
→2019新装版が『やさしい死神』として千倉書房より刊行
ISBN 978-4-8393-5966-9 C5776
『ここにいるよ!めいろないきものたち
/ Here I am! The A-mazing Little Creatures』
バナナブックス 2006年9月 4800円←大幅値下中
ISBN 978-4-9029-3009-9 C8771
*2011〜版元にて取扱停止につき作者取扱
*小さな生きものたちの造形を「迷路」に仕立てた読者参加型の絵本。透明ケースの上から付属のマーカーで線を描き、また消すことができます。
●自主制作本 (限定部数)
企画〜イラストレーション〜造本デザインまで、きのとりこ自身が行い、自ら限定部数で発行したもの。普及版の出版を期待しています!
『青の情熱/ The Passion Blue』
自主制作 2006年4月 限定40部 8000円+税
販売終了
*アンデルセンの『人魚姫』を人魚姫の視点から描いたもの。テキストは、英・仏・伊・和の4カ国語。和紙に顔料プリントし、和綴じに仕立てました。美篶堂による製本。
『ことばのけしき/ Il Panorama Parlato 』
*2003年 OPLA(子どものためのアーティストブックを収集している イタリアの図書館のプロジェクト) 収蔵
*2003年 金沢21世紀美術館 収蔵
*2004年 ボローニャ国際絵本原画展入選
自主制作 2003年4月 限定28部 18000円+税
作者取扱(価格相談可)
*イタリア語のアルファベットで綴った言葉あそびの頭韻詩を、文字を使ったイラストレーションで表現しました。ABC順ではなく、絵巻一つが景色になるようなレイアウトにしました。
『なないろえほん/ What a Colorful Life !』
*2002年 OPLA 収蔵
*2003 ボローニャ国際絵本原画展入選
*2012年 うらわ美術館 収蔵
*自主制作 2002年4月 限定350部 6500円+税
作者取扱
*ページは7色の紙、7パターン7つのシーンに切り抜かれています。2穴のバインダー式の本なので、バラバラの紙は順番を入れ替えたり、裏返し逆さまにしたりすることで、さまざまな表情を見せます。
●共著の既刊本
文章は他のひとが、イラストレーションをきのとりこが担当した、共著の本。
『地球がもし100cmの球だったら 子どもSDG's版』
文:永井智哉
世界文化社 2022年8月 ¥1300+税
240mmx190mm, 64p
ISBN 978-4-418-22838-6 C8037
*2002年発刊の同タイトルの本の新装版。いくつかデータの更新やSDG'sの観点からの再編集がなされました。ダブルひとふで描きの手法で表紙だけ改めて描きました。ブルーの線=おもに自然、赤の線=おもに人の営み として裏表紙もふくめてループしています。
『わたしたちは どこから来て どこへ行くのか?』文庫版
文:佐倉統
中央公論新社 2011年5月 ¥590+税
150mmx108mm, 188p
ISBN 978-4-12-205484-4 C1195
*2000年発刊の同タイトルの本の文庫版。
『すてきな恋に出合える35の言葉』
文:秋山裕美
PHP研究所 2004年2月 ¥1000+税
170mmx130mm, 80p
ISBN 978-4-569-63310-7 C0095
『地球がもし100cmの球だったら』韓国語版
文:永井智哉
Badabooks 2003年6月
240mmx182mm, 60p,
ISBN 978-89-5561-193-5
*2002年発刊の同タイトルの本の韓国語版。
『地球がもし100cmの球だったら』
文:永井智哉 協力:日本科学未来館
世界文化社 2002年9月 ¥900+税
194mmx134mm, 64p,
ISBN 978-4-418-02519-7 C0095
*地球の直径が100cmだったら、一番高い山の高さは?海の深さは?地球上の人々で分かち合える飲み水の量は? スケールが変わるとより見えてくる、私たちの地球の現実。
『わたしたちは どこから来て どこへ行くのか?』
文:佐倉統
ブロンズ新社 2000年8月 ¥1500+税
215mmx154mm, 144p
ISBN 978-4-89309-207-3 C0095
*日常生活のなかで、ふと考えてしまう人生の意味、素朴な疑問を、進化生物学の視点から解いてみる。読後はちょっと世界の見方が変わる「なるほど〜」の一冊。
*2011年に文庫版が出た際に絶版。